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――田中さんが初めて活かすケアを知ったタイミングを教えて下さい。
田中 初めて活かすケアを知ったのは、私は新卒で中川徳生会に入ってきて、4月からある新入職員研修の中に勝浪先生の授業がありましてそこで初めて知りました。 そして、本格的に活かすケアにふれたのは、インストラクターの方が時々都筑の里に来てくださって、そこで勉強会を開いてくださった時です。
――「活かすケアを学んでください」と言われたときの第一印象はどうでしたか?
田中 第一印象は「私にできるのかな」って言うのが一番ありましたね。専門的な知識があったり、専門的な技術が必要だったりするのかなと思って、ちょっと不安でしたね。
――実際に活かすケアを学んでみて、変わったこと、変化などはありましたか。
田中 そうですね。今まで私の中でおむつをした寝たきりの方っていうのは、勝手な先入観なんですけど、ほとんど動けないとか自分で何かできると思ってなかったんです。そのせいでその人の力を活かすことが出来ず ADLの低下につなげていたのかなと思います。その人の疾患とかその人のその日の体調に合わせて出来ることが増えるように今はお手伝いさせていただいてますね。
――活かすケアの醍醐味や目的などは、田中さんの解釈で良いので、どのようなことだと思いますか。
田中 私個人としては、今まで全介助だったりご利用者さまから出来ないと言われていて、それをそのままお手伝いしていたのですけど、その人が何が出来るのか日々発見したりするのが面白いところだと思っています。 あとは日々取り入れて行くことでその方のADLを落とさないようにすることが出来るかなと思います。
――この活かすケアのスキルを身につけることによって、今後どんな入居者様に活かせそうですか。
田中 そうですね。意外と消極的な方ほど出来たときの達成感がすごい大きかったりして、次に次にって取り組んでもらうことが出来るので、そういう方だったりとか、あとやっぱり病気になられてすぐの方とかは、 やっぱり自分は何も出来ないってふさぎ込んでしまってる方が多かったりするので、そういう方と一緒に「こんなことが出来るよ」って、一つ一つ見つけて行くことですかね。
――活かすケアを、どんな時に学んで良かったなと実感されましたか。
田中 今まで全介助だったり、一部介助の方に活かすケアを使って、ご自分で起き上がれたりとか移乗出来たとき、あと何か出来ることが増えたときにその方が「出来たよ」とかすごく嬉しそうにされる時は、学んで良かったなって思いますね。 あと、新人のOJTの時に今まで全介助でと言っていたので、いくつかのパターンを、その人に提供してあげられる・・・その人にもやりやすい方法を、色々考えて提供してあげられるところがいいところだなって、私は思っています。
――田中さんご自身は、今後どのような介助・介護を提供していきたいですか。またこれからこうなりたいなどはありますか。
田中 そうですね・・・私自身は、現場にいるのがすごく楽しいので、現場でバリバリ働きたいなっていうのがあって、あとはご利用者さまにワガママを言ってもらえるようなそんな環境を作って行きたいですね。そのワガママを言ってもらうって言うのも自分勝手な事ではなくて、 その人らしさを出してもらうという・・・そういう意味でもワガママを言ってもらえるような そういう場所にしていきたいですね。
――今後自分のキャリアを考えて時にどんな将来像を考えていますか。
田中 そうですねアセッサーを取得出来たので、今後はケアマネジャーを目指して頑張って行きたいと思います。あと、現場で働くにあたっても知識はあっても無駄にはならないので、どんどん色んなことを吸収していきたいなって思っています。
――これまで、苦労もあったと思いますがその中で経験したやりがいは、どんなことがありますか。
田中 今の私のやりがいは、私のフロアではレクリエーションを、月に一回必ずやるようにしていて、そこでまた「これやりたいな」とか「あれやりたいな」とか自分たちからレクリエーションの内容を発信してもらえると、あ、やっていてよかったなって思いますね。 それがさっき言った利用者さんにワガママを言ってもらえることの小さなところなのかなって思います。
――最後に学生さんへのメッセージをお願いします!
田中 学生さんだと「今のうちに介護を学んだほうがいいのかな~」とか不安はあると思うのですけど、今はコロナ禍で大変だと思うのですが、今しかできないことをめいいっぱい楽しんでから来てください。仕事は働き初めてからでもいくらでも覚えることが出来ます。 なので安心してください。都筑の里で待っています!

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